<基礎知識>使用権が取り消しになることもある年間管理料の未納

霊園の管理費と呼ばれているこの管理というのは、通路や駐車場などの霊園の共有部分の維持管理に使用されます。
個別のお墓を清掃してくれるような個人的な管理ではありませんので注意しましょう。

 

管理費というのは地域によりある程度異なっていますが、概ね年間で7,000〜15,000円程度が相場となります。
高級と言われている霊園などにおきましては数十万円などと高額となることも考えられます。霊園を買った後というのは、基本的に年単位により定期的に管理料を継続して支払っていくこととなります。
この管理料の未納が長く続いてしまいますと、永代使用権の取り消しも考えられるので注意が必要です。 これから霊園探しをしようと思って適当に立地条件だけで選んでしまってはいけません。
どんなに通いやすい場所に霊園があるからと言って管理が悪いような霊園では意味が無いのです。



<基礎知識>使用権が取り消しになることもある年間管理料の未納ブログ:21/1/24

おととい、2ヶ月振りに母親が帰ってきた。

「お父さんの還暦祝いをするんだけど、来てくれる?」

親父の勤務地が変わって、
母親は親父と難波へ行ってしまった。
そして、母親はときどき一人で難波に帰ってくるのだ。

母親が戻る日…
ぼくは仕事で休めなそうにないから無理だと言うと、
母親は寂しそうな顔で家を出ていった。

ぼくは家で一人ぼっちになると、
母親には悪いことをしたなぁ…と後悔した。

沈んだ気分を吹き飛ばしたくて
ぼくはテレビをつけた。

司会者とゲストが楽しそうにおしゃべりしている。
その遣り取りで、
ぼくはゲストが司会者から電報を受け取っているのが気になった。

「そういえば、電報という手があるな!」

親父の還暦祝いに、
ぼくは真っ赤な鳳凰が羽ばたいているデザインのカードを選んで、
メッセージを添えて贈ることにした。

親父の還暦祝いが行われた翌日、
母親から電話がかかってきた。
母親の声はいつもより弾んでいた。

「ありがとう。電報届いたよ。
感情をあまり出さないお父さんの久しぶりの笑顔が見れたわ」

「お父さん、喜んでくれたんやな」

「当り前よ。お父さんね、メッセージを読んでからしばらくの間、
鳳凰にみとれていたわ」

おしゃべり好きの母親の話はいつものように脱線し、
なかなか話が尽きなかったが、
ようやく電話を切ることができた。

母親の声が聞こえなくなると、
今度は親父の姿が浮かんだ。

今頃
座敷に胡坐をかいて愉快な顔で
親父は日本酒を飲んでいるのかなぁ…

その横で、あの真っ赤な鳳凰は羽を休めていることだろう…